MSP22開催
M.S.P 2022
2022.8.23 tue ~
2022.8.29 mon
in 天川村
2022.8.23 tue ~
2022.8.29 mon
in 天川村
大自然の中にある築150年の古民家を改装した滞在型アトリエ施設にて 参加者と共に作品を創作していきます。
NEWS




M.S.Pとは
M.S.P(M.M.S.T SUMMER PROGRAM)は、第一線で勢力的に活躍されている様々な作り手をアトリエに招聘し、実際に作品を創作して頂きながら、施設の魅力とその可能性を発見をしていく、創作ワークショッププログラムです。2008年より毎夏実施しており、これまで下記の作家がアトリエに滞在。魅力的な作品を生み出してきました。
2008 大久保吉倫明/ Noriaki Okubo (俳優練塾/京都)
2009 田中 秀彦/Hidehiko Tanaka (iroNic ediHt DESIGN ORCHESTRA/大阪)
2010 山田 恵理香/Erika Yamada (空間再生事業 劇団GIGA/福岡)
2011 中屋敷 法仁/Norihito Nakayashiki (柿喰う客/東京)
2012 黒澤 世莉/Seri Kurosawa (時間堂/東京)
2013 百瀬 友秀/Tomohide Momose (M.M.S.T/福岡)
2014 金 世一/Seil Kim (世 ami/韓国)
2015 広田 淳一/Junichi Hirota (アマヤドリ/東京)
2016 加藤 里志/Satoshi Kato (サクソフォン奏者・音楽家/東京)
2017 田辺 剛/Tsuyoshi Tanabe(下鴨車窓/京都)
2018 鈴木 アツト/Atsuto Suzuki(劇団印象/東京)
2019 山口 茜/Akane Yamaguchi(サファリ・P/京都)
2021 石田 聖也/Seiya Ishida(演劇ユニットそめごころ/福岡)
INFORMATION

<創作作品>
『ハムレットマシーン』
ハイナーミュラー(1929-1995)
ハイナー・ミュラーは、ドイツの劇作家、演出家。 生産現場を舞台に社会主義の現実を描いた「生産劇」や古典作品の現代的な翻案で知られる。『ハムレット』を下敷きにした数ページのテクスト『ハムレットマシーン』が特に名高い。ブレヒト以後ドイツの最も重要な劇作家とされている。

<担当講師>
コロ
(COROBUCHICA.)
玉川大学芸術学部出身
2006年大学卒業後、劇団柿喰う客にてメインの俳優として活躍。同時に2008年個人ユニットCOROBUCHICA.にて当時は珍しかった完全に役者主導による公演を打っていった。2012年に柿喰う客退団後は劇団のプロデュースや演出など、多岐に渡り活動。2019年から、47都道府県1人芝居と銘打ち、ライフワークとしての1人芝居を始める。

M.M.S.T ART Lab / アトリエ
M.M.S.Tが創作の為に所有するアトリエ施設です。
奈良県の天川村にある築150年の古民家を、「芸術家が集中して創作する為の空間」
というコンセプトに沿って手を加えた特殊な空間です。

奈良県天川村
アトリエのある天川村は、“「天の国」「木の国」「川の国」”のキャッチフレーズをもつ、奈良県吉野郡に位置する村で、
修験の山「大峯山」と、「天河大弁財天社」が有名です。
「ハムレットマシーン」クリエーションに向けて
担当講師 コロ
難しいものを簡単に説明できる人程頭がいいといったりするけど、簡単に例えたところで結局それはそのものではなかったりする。
【社会通念と自我】
ずいぶんと踊らされた
~でなければならない
あたかもそれが幸福かのように
いつかに自我をおいてきてそれが自我かのように
ふわふわと浮いている実体のない、みんなの意見が
私も思っているかのように
気づいたときの絶望感たるや
また赤ん坊に戻るしかないのだと思う
【意味と音】
台詞を発したとき
いつ、それは意味を持つのか
例えばアラビア語であれば私には不思議な音の連続にしか聞こえない
意味はどこに在るのだろうか
アラビア語の台詞を録音したものを100回聞いたら
意味が分かるのだろうか
そうは思えない
もし100回聞いたその台詞を
アラブ人の前で発したとき
私にとっては音でしかないが
おそらくアラブ人の中には意味が在りそうだ
でも台詞を聞いたアラブ人の身体を介せばなんらかの意味が私の中に或いはどこかに宿りそうだ
【解体と構築】
私たちは少し
分かりた過ぎるし
分からないと
動けなすぎる
ひとまず演出家をなくすことからはじめます。
コロです。 演出経験はあるけど、役者です。
こんな上演不可能とか言われてる戯曲を名作として世に送り出せるような演出能力はありません。 しかし、幸いにも演劇は多様であります。
にもかかわらず、「すべき」なにかにとらわれている自分もあり、演出としてみたいなことを考えたらすごくつまらなくなったので、一度リリースします。そもそも演出家の歴史なんて浅いわりにパワーを持ちすぎだ。
また、幸いにも「ハムレットマシーン」は既存の枠組では扱いきれない要素が詰め込まれているばかりか、解体することや二項対立の構造といった、実験にはもってこいの戯曲でありました。
一緒に世界を遊びましょう。